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医学関係者向け

地域医療研修

地域医療研修の紹介

津川病院には地域医療研修医がたくさん訪れます。実際にどのような研修が行われているかわかりにくいため、生の声を時々載せることにしました。ご意見などありましたらメール「tug-keiei@sage.ocn.ne.jp」までお送りください。

研修医の広場
   ナイトスクールや外来待合室で研修医の先生方が紙芝居をおこないました。出来栄えをご覧ください。ご意見やご感想は、こちらまでお願いします。⇒


【紙芝居画像】
 ・転ばぬ先の・・・     ・アルコール依存症について    ・脳出血について


【ポストアンケートより抜粋

新潟市民病院研修医
研修期間(令和4年度)
Q この研修で特にどのようなことを学び、経験しましたか?
A 訪問診療、巡回診療、訪問看護など患者さんの生活の様子まで見て診療する経験ができた。比較的落ち着いている方が、何に困っていて、どうしたいと考えているかを聞き出し、まず最初の対応を提案して、その後も適切にフォローしていくことが大切だと思った。普段の救急外来でもどのような暮らしをしている人なのか聞き、どんな時に再度受診してほしいかなどをしっかり伝えられるようにしていきたい。
Q この研修の優れた点、よかった点を書いて下さい
A 今まで予診や救急外来の診察はしたことがあったが、何人もの患者さんを限られた時間でみるという経験はなかった。はじめは検診異常で検査オーダーだけでもかなりの時間をかけて診療していて、それを上級医からどこが不要だったのか、どのポイントは押さえておくべきかなど教えてもらいながら研修を進められた環境はとても良かった。今後も外来診療は避けては通れないと思うので、必要な点は抑えつつ、より多くの患者さんを見られるような診療をできるように努力していきたい。また、看護師、検査技師、PT、MSWなどのスタッフと距離が近く、それぞれの情報を直に聞きに行ける環境はとても勉強になった。
Q この研修をさらに良いものにするには、具体的にどのようなことが必要でしょうか?
A あまり経験のない症例だと自分で調べるより上級医に頼ってしまう場面が多かった。研修の後半では上級医に最終的には相談はするが自分で診療の方針をしっかり立てられるようになれればよかった。電子機器やメモなどをうまく使い、いろんな症例に対応できるようなノートを作っておくと慌てずにスムーズな診療ができたのではないかと思う。
Q その他御意見があれば自由にお書き下さい
A  記載なし

東京大学病院研修医
研修期間(令和4年度)
Q この研修で特にどのようなことを学び、経験しましたか?
A 僻地における医療の特色や重要性について学びました。周りに医療機関の少ない僻地で医師として働くには、専門科の先生がいないため、幅広い知識とすぐに危険な徴候を読み取り紹介する能力が必要であると日々感じられました。地域の方は高齢者が多く、高齢者は自身の健康について不安を抱いている方が多いため、その不安を解消できるよう診療に努める必要性もあり、健康における良き相談相手であり指導者であることが求められているようにも感じられました。私自身、○○内科を志望しており特に全身を診療できる能力が必要であると考えているため、外来で全身のあらゆる愁訴に対応してきた2ヶ月の経験は貴重なものとなりました。
Q この研修の優れた点、よかった点を書いて下さい
A 二ヶ月を通して毎日、外来と救急外来を経験させていただけた点。院長を始めとして多くの先生方が教育熱心であり、フィードバックをしてもらえることが多く勉強になった点。看護師さん、医療事務、msw、技師の方々が優秀な方が多く、医療の以外の事で時間が取られる事が少なく、日々の診療に集中できた点。訪問診療や僻地巡回診療の経験もさせていただき、医師として様々な診療方法があることを知れた点。
Q この研修をさらに良いものにするには、具体的にどのようなことが必要でしょうか?
A PHSが壊れており、連絡が付かない事がしばしばありました。また受話音量を最大にしているが、音があまり聞こえず直接聞きにいかなければいけないこともよくありました。医局以外の院内や寮でWi-Fiが使えないため、ノートパソコンで作業がしにくく感じました。(宿舎のWi-Fiについては令和5年度からポケットWi-Fi貸し出し出来るようになりました。)
Q その他御意見があれば自由にお書き下さい
A  2ヶ月間大変お世話になりました。この2ヶ月の経験は医師として成長していくために貴重な期間となりました。とても優しくしていただけて毎日仕事に行く事が楽しく感じていました。本当にありがとうございました。

東京大学病院研修医
研修期間(令和3年度)
Q この研修で特にどのようなことを学び、経験しましたか?
A 地域の特性(地理、医療資源、使える社会資源など)を理解したうえで、その患者さんの診療にあたることができた。診療を通じて、疾患や問題点を改善させる、ということだけでなく、患者さんがどこに帰って、そこでどのように生活を送っていくのか、という点を学ぶとともに、それを考え実践することができた。自宅退院する例でも、その後のフォローアップ方法が外来なのか、訪問診療なのか、他院への紹介なのか、といった点も、これまでの研修ではほとんど意識して来なかったが、津川病院ではその患者さんの住む地域や移動手段、介護者の存在などによって変わってくる事例も経験し、患者さんの背景まで情報収集して理解することの重要性を学ぶことが出来た。また、入院で経験した患者さんをその後訪問診療で担当する場面もあり、自宅に帰った患者さんがどのように過ごしているのか、入院時との違いも含めて学ぶことができ、良い経験ができた。さらに、主治医として患者さんに関わり、これまでは担当してこなかった病状説明や診断書作成を主体的に経験できたのがよかった。
Q この研修の優れた点、よかった点を書いて下さい
A 入院症例だけでなく、外来や訪問診療も多く経験できたことで、大小さまざまなトラブルに対する対応力が身につけられたのが良かった。入院症例では主治医として関わることで、方針決定や病状説明に主体的に参加できたのがよかったし、MSWさんとのやり取りも多く、患者さんの帰る場所・生活について具体的に考える経験が積めたのがよかった。レセプト業務も主治医として行い、保険医療についての理解が深まった。訪問診療は研修医としては初めて行ったが、事前の情報収集から訪問の限られた時間の中で何に注意して診察するか、何を家族に聞いてくるべきか、を考え、実践しながら、訪問診療という特殊な状況でいかに患者さんの状態を保ち、改善していくかということを考えることが出来て貴重な経験になった。また、入院・外来・訪問診療と同時に経験することで、入院中も「この患者さんが外来に行ったら」「訪問診療に移ったら」など具体的にイメージすることができたのも良かった。巡回診療にも参加でき、地域ごとの環境の違いも身をもって体感できた。
Q この研修をさらに良いものにするには、具体的にどのようなことが必要でしょうか?
A 入院患者さんを退院後に訪問診療で診る機会があったのが非常に勉強になったので、入院で担当した症例の最初の外来や最初の訪問に可能な限り参加するようにしたら良かったと思う(研修期間が短いと難しいですが…)
Q その他御意見があれば自由にお書き下さい
A 記載なし

新潟市民病院研修医
研修期間(令和3年度)
Q この研修で特にどのようなことを学び、経験しましたか?
A リソースが限られている中でどのように患者さんを診ていくのか、またどのタイミングで適切な専門科への依頼を検討するかといったことを2か月間で深く考えることが出来た。主治医として患者さんの診療を行う中で、病気そのものだけでなく、背景にある環境や心理的要因にも目を向ける大切さを実感した。病状説明についてもどのような話し方で、どのような言葉を選んで伝えるかを悩みながら説明用紙を作る過程を経験出来たことは今後にも活きてくるように思う。
Q この研修の優れた点、よかった点を書いて下さい
A 入院患者さんの主治医として、治療のみならず病状説明、退院調整等のマネジメント、レセプト等の業務を様々経験出来た。中でも退院調整に際してMSWの方と相談しながら進めることが出来、市民病院ではそこまで関わる機会が持てなかったことから、患者さんの背景にも目を向けて考える、いいきっかけとなった。病棟での入院患者さんだけでなく、外来、訪問診療・巡回診療での患者さんの診療に携わることが出来た点がこれまで経験がなかった部分であり、この2か月で経験出来た点は非常に良かった。
Q この研修をさらに良いものにするには、具体的にどのようなことが必要でしょうか?
A 研修期間が短いとなかなか難しいかもしれないが、担当した入院患者さんの退院後の外来、訪問診療に積極的に参加出来たらもっと良かったように思う。
Q その他御意見があれば自由にお書き下さい
A 記載なし


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