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医学関係者向け

地域医療研修

地域医療研修の紹介

津川病院には地域医療研修医がたくさん訪れます。実際にどのような研修が行われているかわかりにくいため、生の声を時々載せることにしました。ご意見などありましたらメール「tug-keiei@sage.ocn.ne.jp」までお送りください。

研修医の広場
   ナイトスクールや外来待合室で研修医の先生方が紙芝居をおこないました。出来栄えをご覧ください。ご意見やご感想は、こちらまでお願いします。⇒


【紙芝居画像】
 ・転ばぬ先の・・・     ・アルコール依存症について    ・脳出血について


【ポストアンケートより抜粋

東京大学病院研修医
研修期間(令和5年度)
Q この研修で特にどのようなことを学び、経験しましたか?
A 患者の抱えている問題は病気だけではなく、生活環境や家族構成の要素も多くあるということ。特に、阿賀町の様な地域では疾患に関する知識だけでは診察を行うことは不可能であり、個々の患者に合わせてその人にとっての最善のゴールを想定しながら診察・フォローしなければならないと感じた。そのためには看護師やMSWとの協力が不可欠であり、多職種との連携が重要であると学んだ。
Q この研修の優れた点、よかった点を書いて下さい
A 外来では上級医の指導の下、自分で診察し、行うべき検査や処方する薬剤等の方針を決定する機会を得られた。また、短期間で再度受診する患者も多く、一度きりの診察ではなく同じ患者をフォローしていくという研修もできた。入院患者は主治医として責任を持たせてもらうことができた。治療がうまくいかない際も上級医にすぐ相談できる環境があったので安心できた。訪問診療、巡回診療では山奥まで赴き、通院できない患者の診察をするという普段では体験できない研修をすることができた。どんな環境にいる人にでも医療を届けられるようにしなければならないという事を実体験できた。
Q この研修をさらに良いものにするには、具体的にどのようなことが必要でしょうか?
A 若年者と比較したときの高齢者の特徴(同じ感染症でも発熱しにくく、症状が出にくいといったことや、体格を考慮した補液量の目安の違い、治療目標のベースラインの違い等)について日々の中で勉強していくと良いと思った。尿路感染症や肺炎、心不全などの高齢者にコモンな疾患について理解を深めることが必要だと感じた。分からない事を積極的に聞く姿勢も大切である。

Q その他御意見があれば自由にお書き下さい
A  桜が満開であった4月から、緑生い茂る5月まで季節の移り目を自然豊かな阿賀町で経験することができました。美味しい料理も沢山堪能させて頂きました。2ヵ月間ありがとうございました。


済生会新潟病院研修医
研修期間(令和5年度)
Q この研修で特にどのようなことを学び、経験しましたか?
A 地域の人口減少・高齢化が進んでいく中で、訪問診療・訪問看護・訪問介護・巡回診療などの重要性を学びました。また入院している平均年齢が85歳を超えていることもあってか、病気そのものの重要性もさることながら、いつ、どこに、どうやって退院するかなどの終着点をしっかり見極めなければいけないということを学びました。
Q この研修の優れた点、よかった点を書いて下さい
A 高齢化率の最先端として、入院から退院まで一括して自分で診られる点や、他にも訪問診療や訪問看護、巡回診療などの仕事を経験できる点など大変良かったです。
Q この研修をさらに良いものにするには、具体的にどのようなことが必要でしょうか?
A 特にないです。大変有意義な時間を過ごすことができました。
Q その他御意見があれば自由にお書き下さい
A 原院長をはじめ、先生方から医療スタッフの方々まで、すべての人に大変お世話になりました。本当にありがとうございました。



新潟市民病院研修医
研修期間(令和4年度)
Q この研修で特にどのようなことを学び、経験しましたか?
A 訪問診療、巡回診療、訪問看護など患者さんの生活の様子まで見て診療する経験ができた。比較的落ち着いている方が、何に困っていて、どうしたいと考えているかを聞き出し、まず最初の対応を提案して、その後も適切にフォローしていくことが大切だと思った。普段の救急外来でもどのような暮らしをしている人なのか聞き、どんな時に再度受診してほしいかなどをしっかり伝えられるようにしていきたい。
Q この研修の優れた点、よかった点を書いて下さい
A 今まで予診や救急外来の診察はしたことがあったが、何人もの患者さんを限られた時間でみるという経験はなかった。はじめは検診異常で検査オーダーだけでもかなりの時間をかけて診療していて、それを上級医からどこが不要だったのか、どのポイントは押さえておくべきかなど教えてもらいながら研修を進められた環境はとても良かった。今後も外来診療は避けては通れないと思うので、必要な点は抑えつつ、より多くの患者さんを見られるような診療をできるように努力していきたい。また、看護師、検査技師、PT、MSWなどのスタッフと距離が近く、それぞれの情報を直に聞きに行ける環境はとても勉強になった。
Q この研修をさらに良いものにするには、具体的にどのようなことが必要でしょうか?
A あまり経験のない症例だと自分で調べるより上級医に頼ってしまう場面が多かった。研修の後半では上級医に最終的には相談はするが自分で診療の方針をしっかり立てられるようになれればよかった。電子機器やメモなどをうまく使い、いろんな症例に対応できるようなノートを作っておくと慌てずにスムーズな診療ができたのではないかと思う。
Q その他御意見があれば自由にお書き下さい
A 記載なし


東京大学病院研修医
研修期間(令和4年度)
Q この研修で特にどのようなことを学び、経験しましたか?
A 僻地における医療の特色や重要性について学びました。周りに医療機関の少ない僻地で医師として働くには、専門科の先生がいないため、幅広い知識とすぐに危険な徴候を読み取り紹介する能力が必要であると日々感じられました。地域の方は高齢者が多く、高齢者は自身の健康について不安を抱いている方が多いため、その不安を解消できるよう診療に努める必要性もあり、健康における良き相談相手であり指導者であることが求められているようにも感じられました。私自身、○○内科を志望しており特に全身を診療できる能力が必要であると考えているため、外来で全身のあらゆる愁訴に対応してきた2ヶ月の経験は貴重なものとなりました。
Q この研修の優れた点、よかった点を書いて下さい
A 2ヶ月を通して毎日、外来と救急外来を経験させていただけた点。院長を始めとして多くの先生方が教育熱心であり、フィードバックをしてもらえることが多く勉強になった点。看護師さん、医療事務、msw、技師の方々が優秀な方が多く、医療の以外の事で時間が取られる事が少なく、日々の診療に集中できた点。訪問診療や僻地巡回診療の経験もさせていただき、医師として様々な診療方法があることを知れた点。
Q この研修をさらに良いものにするには、具体的にどのようなことが必要でしょうか?
A PHSが壊れており、連絡が付かない事がしばしばありました。また受話音量を最大にしているが、音があまり聞こえず直接聞きにいかなければいけないこともよくありました。医局以外の院内や寮でWi-Fiが使えないため、ノートパソコンで作業がしにくく感じました。(宿舎のWi-Fiについては令和5年度からポケットWi-Fi貸し出し出来るようになりました。)
Q その他御意見があれば自由にお書き下さい
A 2ヶ月間大変お世話になりました。この2ヶ月の経験は医師として成長していくために貴重な期間となりました。とても優しくしていただけて毎日仕事に行く事が楽しく感じていました。本当にありがとうございました。


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